新型インフルエンザについて その3

日本ではインフルエンザの発生は散発的で下火になっています。梅雨時の湿度が高い状況ではウイルスは長時間浮遊できないのとヒトの粘膜上皮が乾燥しないことが流行しない一因とされています。ところが南半球では冬を迎えて大流行しかけています。。毎年7−8月にオーストラリアで流行したウイルスのタイプが日本でも流行するとされ、今年の年末から来年の春にかけて再度新型インフルエンザの流行が懸念されています。、従来の季節性インフルエンザも流行すればその違いは現在のところPCR法という遺伝子検査でしか判定できず、今年の冬の医療現場での混乱が予想されます。いずれにせよまず、10月になれば季節性インフルエンザ予防接種をできるだけ受けていただくことをお勧めします。新型インフルエンザに対するワクチンに関しては政府の対応が決まり次第お知らせいたします。

お知らせ 2009.6.15


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